加温「大将季」販売開始祝う

JAさつま日置果樹部会施設中晩柑部会は11月28日、「加温大将季鋏入れ式」を日置市東市来町の部会員・上和田憲生さんの圃場で行いました。
11月29日から販売が始まり、鹿児島市場を中心に東京・大阪に出荷されます。部会員やJA・行政関係者などが参加し、JA管内の「大将季」の販売開始を祝いました。
「大将季」は「不知火」の枝分かれで、果皮や果肉の色が濃い品種。管内では2005年から植栽を始め、光センサー選果機の導入で安定した品質での販売に努めています。
2025年は同部会13人が240㌃で栽培。約76㌧の出荷を見込んでいます。
上和田さんは「今年は夏場の日差しを考慮し日焼け防止対策を行った。美味しい『大将季』ができたので多くの消費者へ届けたい」と話しました。

部会は10月、「かごしまの農林水産物認証」を取得し、食の安心・安全に努めながら品質向上に取り組みます。