2021年2月 のアーカイブ

市来農芸高校へ農業機械贈呈!

JAグループ鹿児島は2月8日、県立市来農芸高校で農業機械の贈呈式を行いました。

当日は、JA県中央会、学校関係者、当JA役職員など13人が出席。宇都清照JA組合長がカッター式粉砕機(チッパー)を贈りました。同校はこの粉砕機で葉や木材を細かく砕き、堆肥などに利用される予定です。

また、贈呈後に試運転を行い、細かく粉砕された木屑に参加者は感嘆の声を漏らしました。

同グループは県内の農業高校、農業関係学科がある高校に、1校当たり約100万円の農業機械や農業資材を寄贈する方針です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑粉砕機を受け取る同校関係者(右)とJA役職員

市来農芸高校が見事2連覇!「高校牛児」挑んだ健康な牛づくり🐂

鹿児島県立市来農芸高校(いちき串木野市)は1月15日にオンラインで行われた第4回和牛甲子園で、総合評価部門最優秀賞を受賞し、見事2連覇を達成!2月3日、当JAへ受賞報告に来所され、JAや県経済連などから黒牛・黒豚を贈呈しました。

 

同甲子園は和牛を飼育する全国の農業高校の生徒「高校牛児」たちが、育てた和牛の肉質を審査する「枝肉評価部門」の評価と、和牛飼育体験発表会を通して日々の飼育管理を評価する「取組評価部門」の、2部門で総合評価部門の最優秀賞1校を決定。今年は過去最多の33校が出場し、47頭が出品されました。

 

同校は「牛と共に夢叶える~安全な鹿児島黒牛の生産を目的とした健康な牛づくりの取り組み~」と題して、尿石症の予防や、肉のうまみにつながるオレイン酸を増やす取り組みを発表。「おいしい肉は健康であることが一番」と考え、尿石症予防のため尿のpHをこまめに測り、少しでも予兆があれば利尿剤を投与。健康管理を徹底しました。配合する餌はオレイン酸含有量の多いトウモロコシやきな粉に変え、牛にとって快適な環境にするため、飼育牛舎の掃除も欠かしませんでした。これらの取り組みが、ロース芯やバラの厚さやうまみのある脂肪など、肉質向上に繋がりました。

出品牛2頭のうち「雅生(まさき)号」は、霜降りの度合いを示す脂肪交雑(BMS)ナンバーは最高の12で、A5等級に格付けされました。

 

同校は2部門とも最優秀賞に輝き、完全制覇を達成。取組評価部門は今回で3連覇となりました。さらに、参加した生徒自身が各校を審査する新設部門「高校牛児特別賞」も受賞しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑2連覇を達成した同校畜産部と参加者

地元の野菜を子どもたちへ 郡山給食部会の功績表彰!

当JA郡山給食部会は2月2日、鹿児島市役所で、園芸振興や地産地消の推進を長年続けてきたことに対し、優秀園芸生産者集団として同市から表彰されました!

 

同部会は地元農産物を子どもたちに食べてほしいという思いで平成20年に結成し、現在は専業農家が中心に所属。郡山町の学校給食へ、安心安全な地元農産物を提供しています。

また、会員相互の圃場視察を実施し、品質や生産性の向上を図るなど安定的な食材供給に努めています。

 

さらに、同町内の小学生と一緒に給食を食べる「交流給食」の日を設けています。その中で具材として提供したニンジンやジャガイモなど農産物の成長過程などを教える食農教育活動も行い、地産地消、地域や農業の理解促進に大いに貢献しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑表彰状を受け取った茶圓部会長(左)

畜魂祭 家畜への感謝と健康祈る

鹿児島中央畜連は1月15日、鹿児島中央家畜市場で畜魂祭を開き、生産者や行政、当JA役職員など約50人が参加しました。

畜魂碑に野菜や酒、玉串などを奉奠し、家畜の健康や供養のため祈りをささげました。

 

 

 

 

 

 

 

 

↑畜魂碑へ祈りをささげる参加者