金峰の葉タバコ 生産始まる

県たばこ耕作組合金峰総代区は1月8日、南さつま市金峰町で葉タバコの種まき式を開きました。生産者や行政、当JA関係者など約20人が参加し、豊作を願いました。

葉タバコの種は直径約0.5㍉と極小で、均等散布するため色の付いた土と混ぜ合わせ、育苗箱420箱分、約50㌘の種をまきました。また、同総代区は作業の省力化・生産性向上を狙い、種を均等に散布できるタバコ用ポット播種器の導入を検討しており、参加者は播種器の散布試験も実施。育苗箱にムラなく散布される種子に、参加者から感嘆の声が漏れました。

育苗した苗は2月上旬に生産者に配布し、3月上旬から定植を始め、5月上旬から7月下旬にかけて収穫する予定です。また、同総代区は生産者5人で葉タバコ11㌶を栽培。2021年産は10㌃あたり収量260㌔を見込んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑黄色い土と混ぜ合わせた種を育苗箱にまく参加者